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お店について: 詳細
今、地球の環境は大きな危機に直面しています。温暖化などの気候変動、生物種の絶滅が進む生物多様性の危機、河川や海洋の汚染、農地土壌の劣化などです。
実は、こうした地球環境の危機を招いた背景の一つに、これまでの農林業のやり方が大きな要因だったと指摘されています。特に生物種の絶滅危機と、窒素とリンの水汚染は農林業が一番の要因です。農地造成などの開発行為、殺虫剤や除草剤などの農薬使用、化学合成肥料の多投入などです。
私たちは、農産物の生産と供給にあたって、できるだけ環境を壊さない方法で行おうと心がけています。その方法が有機農業(オーガニック)なのです。
有機農業は、可能な限り身近な地域資源、さまざまな有機物を活用します。農産物生産に化学肥料は必要ありません。私たちの周囲には、必要にして十分な肥料資源が存在します。農薬も使いません。要らないのです。身近な有機物を活用した土づくりと、周辺の生きものの力を使えば農作物は健全に育てられます。化学合成農薬に汚染されない農産食品を提供できますから、安心して食べていただけます。
有機農産物は、旬(しゅん、季節性)を大切にします。その季節に合った栽培、季節に合った食べ物を提供して、人々の健康に役立つことを目標にします。美味しくて栄養に満ちた農産食品を、できるだけ多くの人に届けたいと努めています。
この「オーガニックの店」は、笠間市をはじめ茨城県央の有機農業者たちとたくさんの支援者の力を寄せて作った直売店です。安心して食べられる食材が欲しい人、地域と地球の環境を守りたいと思う人、美味しくて健康に良い農産食品を家族と一緒に食べたいと望む人、多くの人にぜひ、この店を訪れてほしいと念願します。
店頭に並べる食品は、米や野菜など旬の有機農産物はこの地域の物ですが、茨城県では生産が難しい果物や、一部の加工食品はほかの地域から取り寄せています。アレルギーや病疾患を持つ人、特定の食材を摂れない人たちのために、特定の食材を排除した加工食品、代替の食材で作った食品なども取り寄せています。多くの方々の、さまざまなご希望に応じたいと考えます。ご意見をお寄せいただけましたら嬉しく思います。
もう一つ、この店の目標があります。
有機農業者の多くは、他の職業に就いていた人たちが転職して始めた人たちです。さまざまな苦労を経て有機農業者になっています。これから有機農業を始めようと考えている人たちもいます。この店は、こうした新規就農者たちを支える店になりたいのです。
全国にこのようなオーガニックの店が増えることを念願しています。ぜひとも応援して下さい。
お店について: テキスト
オーガニックの店の取扱基準
オーガニックの目標
当店では、有機農業推進活動を行っている「国際有機農業運動連盟(IFOAM)」が掲げている
オーガニックの4つの原則「生態系」「健康」「公正」「配慮」
に沿った農産食品を販売します。
お店について: 商品一覧
生態系
地域の身近な生きもの、小さな命(いのち)のつながりを大切にします。私たち人間は、周辺の小さな生きものたちのお陰で生きていられます。
健康
人の身体は水と食べ物でできています。農産物の良し悪しは人の健康に関わります。身土不二(しんどふじ)と言います。田んぼや畑の使い方が、食べる人の健康につながっています。
公正
資源と食べ物は、その地で手に入るもの、その地で穫れるもので賄う(まかなう、自給する)のがいいのです。遠く見知らぬ外国から輸入した資源や食品は、あるいは貴重な資源を奪っていることかもしれません。
配慮
環境のこと、人の健康のこと、人々の権利や平和のことなど、さまざまな気遣いを心がけます。手に取った一袋の食品には、多くの人々の努力とその暮らし方が映し出されます。
お店について: スタッフ紹介
お店について: スタッフ紹介
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Coming soon.....
オーガニックの店に出荷する生産者を随時紹介していきます。
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